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2009/07/11

A Journey Once Impossible

Ann Curry reports.


Visit NBCNews.com for breaking news, world news, and news about the economy
Tobha Nzima lost her 8-year-old son and two partners to AIDS and was near death herself, but after taking free antiretroviral drugs she got better. Tobha's story and many others are depicted by Magnum photographers in "Access to Life," a multimedia project funded by The Global Fund to document efforts to fight HIV/AIDS in nine nations.
Tobha NzimaはAIDSで彼女の8歳の息子と二人のパートナーを失い、彼女自身も死の間際にあったが、無料の抗レトロウイルス薬のおかげで回復しつつある。Tobha やその他の人の物語は、Magnumの写真家達によりマルチメディアプロジェクト "Access to Life" の中で描かれる。このプロジェクトは、The Global Fund が資金提供しており、9カ国でのHIV/AIDSと戦う取り組みを記録するものである。

2008/11/21

Miriam Makeba

おはようございます。

ニュースを見てあとで調べようと思ったら名前を思い出せなくなっていましたが、henry66さんのところで知りました。

AFPBB News 2008年11月10日 南ア歌姫ミリアム・マケバが死去 反アパルトヘイト闘争の象徴
CNN.co.jp 2008年11月10日 反アパルトヘイトの女性歌手、ミリアム・マケバ死去 76歳

1987年 Paul Simonのジンバブエでのコンサート (グレイスランド:アフリカン・コンサート) に出ていたんですね。







Mariam Makeba - Soweto Blues (Live in Concert)


追記: もともとはグレイスランド・コンサートの映像を貼っていましたが、リンク切れになっていたのでMiriam Makeba Official Channelの映像を貼っていて、これはそのコンサートのものかわからなくなっています。ポール・サイモンのジンバブエコンサートのものを使いたかったのには訳があります。ポール・サイモンも反アパルトヘイト闘争の希望の星だったのです (→ 過去記事「時代を開く歌」)。

調べていたら、こんな記事にいきあたりました。

日常/非日常Blog - ポール・サイモン『グレイスランド』に関するメモ

ここでは、最初ポール・サイモンのアルバム『グレイスランド』制作がアパルトヘイトを利するものとして批判されていたこと、ヒュー・マセケラ (ミリアム・マケバの夫であったトランペッター) の反論、ヒュー・マセケラがコンサートにミリアム・マケバを招くことを提案したこと、そしてミリアム・マケバとデュエットした『アンダー・アフリカン・スカイ』のことが書かれており、興味深いです。

最初は"Soweto Blues"ではなくこの"Under African Skies"を貼ろうと思っていたのですが、この記事はもともとミリアム・マケバのことが中心だったので避けました。リンクだけ貼っておきます。


最後のミリアム・マケバのスキャットのソロは魅力的です。

2008/10/16

ホワイトバンドまだつけてる [Blog Action Day]

こんばんは。日本ではもうBlog Action Day 10月15日も終わりに近づいているらしい。あわてて書かなくっちゃ。

3年前、「白いバンド買ってきた」のホワイトバンド、まだつけています。手につけたり外したりは面倒なので、かばんにつけっぱなしというだけなのですが。

私の主張は変わりません。「アフリカにお金を渡すな。意味がない」です。

必要なのは「教育」だ。
自分で生きる力を、仕事をすることの意味を、仕事のしかたを。
そのためにお金が必要ならそれは援助すべきだと思う。
もちろん学ぶためには生きている必要があるので、そのためのお金も必要だ。

繰り返すが、ただお金を渡すのは意味がない、ということだ。

私の提案は「女性と子供のためのサンクチュアリ」(「ほっとけない、だけど...」)。

「この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です」という主張に賛同してホワイトバンドを買った、と書いた。でもいざ「ホワイトバンドですね」と声をかけられても、上記のようなことをなかなか切り出せないですね。内弁慶w

またアフリカの話に戻る。アフリカに関しては「女性性器切除」とか「エイズ」とか「レイプ」とかとりあげた。しかし、自然に恵まれていて、また資源が豊富なところもあって、幸せになれる要素は十分あるはずなのだ。

ちょちょんまげさん(ブログ「東海林さだおがいいなぁ」)が「ピザと親方、日本とナイジェリア その1(追記あり8/19/08)」でナイジェリアの体験を書かれています。そしてそこで紹介されているナショナルジオグラフィック2007年2月号 の「特集:豊かな原油に蝕まれるナイジェリア」も読んで頂くと、私の主張もご理解いただけるのではないかと思います。

ナイジェリアに関しては以前NHK「アフリカゼロ年」でもやっていましたね。住民に補償金を出すことになって、各村の代表が集まっているところでお金を渡すと、次の瞬間にはその金を誰が管理するかで喧嘩を始めちゃうの。口論じゃないよ、喧嘩。「管理」する気ないだろ、と思いましたね。

2008/10/14

今年のBlog Action Dayのテーマは「貧困」

こんばんは。金持ちが大儲けしても一般人にはうれしいことがある訳ではないのに、金持ちが大損すると一般人はもっと困ったりするのはどういう訳だ?

去年のBlog Action Dayのテーマは「環境」でした (→ 昨年書いた記事「ヤトロファって何?」)。今年のテーマは「貧困」だそうです。昨年登録したのでメールが来てたのですが全部英語だったせいかSPAMフォルダに入っていました。あぶないあぶない。

とはいえ「貧困」をテーマに書くことは思いつかないなあ。「貧乏」くらいだったら学生生活のことでも書けばいいんだけど。

これまで「貧困」について書いた記事をあげておきます。「貧困」について書いたというより、「アフリカ」について書いたものばかりになってしまいますね。

その他90%の人たちへのデザイン[2007-10-26]
マイクロクレジット [2006-10-16]
アフリカの貧困: 元を断たなきゃダメ(1) [2005-08-02]
白いバンド買ってきた [2005-07-20 ]
ほっとけない、だけど... [2005-07-06]
お金は有効に使おう [2005-05-08 ]

あちゃ、「アフリカの貧困: 元を断たなきゃダメ」って(1)から進んでなかったよ。

「ワーキングプア」に関連することも書いたけど、これも「貧困」という言い方は適していないよね。

さあ、皆さんも10月15日に向けて材料を準備しておこう!

■ 考えるヒント

COURRiER Japn 11月号 (現在発売中) 特別寄稿ビル・ゲイツ「貧困をなくすために私たちができること」
つかさ組さん 2008-05-09 KIVA / 発展途上国の起業家支援システム団体

2007/09/03

北京オリンピックより...

... 2010年ワールドカップのほうがヤバそうだ。

FACTA Online 2007年9月号:
南アフリカはいま 「無差別」犯罪大国

北京オリンピックに関しては、民度の低さや、歪んだ愛国心、特に政府黙認による反日暴動、法治国家になっていないところ、環境、知的財産権、人権、報道規制、食の安全など懸念点をあげてきた(過去の投稿)。また過去のオリンピックや万博など、会場の設備が整わず開催が危ぶまれるイベントは数多くあった (というか毎回そんなニュースを聞くような気がする)。

しかしそれよりも命が大事だよね。3年で簡単に解決する問題じゃないと思う。

こちらは本気で代替地を探しておかないといけないと思う。あ、日本でもいいよ。前回韓国との共催のせいで結局使われなかった会場もたくさんあるしね。

参考: 外務省海外安全ホームページ - 南アフリカ
  -- 「十分注意してください。」というレベルなんですが、内容をみると「どう注意すればいいの?」って感じです。

2007/08/19

もうひとつの聖火リレー

こんにちは。以前北京でカルフールのお店に行ったことがあるのですが、食品売り場なんか見事に現地化されていましたよ。いや、その話と違うな、これこれ。

スーダン・ダルフール危機:中国は打開へ影響力行使せよ、さもなくば…「虐殺五輪だ」  (毎日新聞 2007年8月17日 東京夕刊 → 魚拓)

以前、NHKでやっていた「アフリカ ゼロ年」、その第1回目が「スーダン・ダルフール紛争」でした。その最後にちょっとだけ中国の存在が出てきます。
中国が石油利権を持つスーダンに影響力を行使しなければ「ジェノサイド(虐殺)五輪」として歴史に残ると訴え、8日から隣国チャドの難民キャンプを起点に独自の「聖火リレー」を始めた。  
ミア・ファローさんらはダルフールに隣接したチャドの難民キャンプで「聖火」に点火。その後、聖火はルワンダ、ボスニア、カンボジアなど過去に虐殺が起きた土地を回るリレーを続けている。
ミア・ファローって名前は久々に聞いた。ユニセフ親善大使なんですね。

中国自体が直接ダルフール紛争に関与している訳ではないが、スーダン政府側についている。理由は石油権益だ。中国は石油を世界中で買いまくっており、石油に関わる事件や紛争に関して裏に中国の影がないことはないような気がする。

これまで私は、北京オリンピックに関しては、民度の低さや、歪んだ愛国心、特に政府黙認による反日暴動、法治国家になっていないところなどから懸念を表明してきた。他にもどこまで含めたか分らなくなっているが、環境、知的財産権、人権、報道規制、食の安全なども懸念材料だ。代替地を用意しておくべきだとも示唆してきたし、日本政府も、開催国としてどうあるべきかを伝えるべきだと主張してきた。しかし北京政府は動いていない。水の確保とか、マナー教育 (月に一度の「ちゃんと並ぼう」キャンペーンなど) とか、北京周辺の工場の閉鎖で光化学スモッグを減らす努力など、体面を保つための施策は行っているようだが。

このキャンペーンの良いところは、体面を重んじる中国を動かすことを狙いに据えたところ、ボイコットではないというところだろう。実際に中国政府も少しずつではあるが姿勢に変化が見られるという点もすばらしい。

この活動に学ぶべきところは多いと思います。我々も何かできることがあるでしょうか。また、中国政府だけでなく、他の問題に関しても応用ができるところがあると思います。

追記: 北京オリンピック関連の記事が毎日新聞に連載されていたのでリンクを示しておきます。
2007年8月8日 開幕・あと1年/1 「水を北京へ」水路3000キロ (魚拓)
2007年8月9日 開幕・あと1年/2 マナー向上に躍起 ( 魚拓 )
2007年8月10日 開幕・あと1年/3 懸念される取材規制 ( 魚拓 )
2007年8月11日 開幕・あと1年/4 「独立」掲げる過激派警戒  ( 魚拓 )
2007年8月12日 開幕・あと1年/5止 北京主導の聖火ルート策定 (魚拓)

2005/08/02

アフリカの貧困: 元を断たなきゃダメ(1)

こんばんは。

NHKスペシャルで「アフリカゼロ年」というシリーズやっています。今日(というかもう明日) 0:25から「第4回 感染爆発が止まらない 〜南アフリカ 届かないエイズ薬〜」が再放送されます。

サミット/G8で、
・アフリカの支援を拡大すること
・知的財産権の保護を強化すること
が合意されました。

この構図は、アフリカへの支援拡大は、アメリカの製薬会社の利益に還元されるということが分かると思います。

ボブ・ゲルドフはいう
途上国支援を倍増すること、
債務を帳消しにすること、
公正な貿易をアフリカにもたらすこと
を通して、G8は何百万もの人々の将来を変える可能性がある。
債務を帳消しにするよりも、アフリカを食い物にすることをやめろ、と言うべきなのだ。そうでなければ、「便利に使われるミュージシャン達」という謗りは免れないだろう。

そして、もっと大事なことは、何度も繰り返すが、アフリカ自身が幸せになるという意志をもたねばならない、ということだ。この「エイズ拡大」では、治療 (と言うよりも発症を抑えること) も大事だけれども、感染の拡大を抑えることに力を注がないと意味がない。

「アフリカゼロ年」第1回では、エチオピア・ダルフール紛争 (ジェノサイド) のレポートでした。ここでは中国が陰にいることが示されています。

コメント
 Commented by n_ayada at 2005-08-03 01:24 x
夜1時をすぎてから、このポストを読み、最後の10数分だけ見ました。
最後のナレーションで、「ゼロ」の意味がわかりました。
もっとも重い課題ですね。

偶然でしょうか?私のブログでは、ナイジェリアのミュージシャンについて取り上げたばかりです。

 Commented by yodaway2 at 2005-08-03 17:23 x
この番組、ビデオに撮りっぱなしで、実は見ていないのです……。ただ、たとえば食糧援助と言って、欧米各国が小麦(世界には小麦しか余剰穀物がないため、小麦になっているそうです)を大量に送ったところ、小麦は水でこね、薪を燃やして焼かないと食べられず、それがまた、アフリカの自然環境、生態系の破壊、新たな食糧不足――という悪循環につながってしまうという話を聞いたことがあります。上記でご紹介の大国の思惑とも通じる話かも、と思って読みました。ほんとうに、言うは易く行うは難しなのでしょうが、しかし、何かはしなければならず……と、難しい話ですね。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-08-04 22:20 x
★n_ayadaさん、そちらにはコメントしたのですが、いただいたコメントへの返信遅れてしまいました。AIDSに限らずアフリカの問題は簡単に解決がつかないものばかりです。修正や改善というのではなく、革命というくらいの変革が必要に思います。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-08-04 22:26 x
★yodaway2さん、
私も実は録画して見ていないものがあります。
コメも同様で、アフリカでは栽培できないのに、食糧援助で味を覚えちゃって、結局買い続けなくちゃいけなくなったということがあったと思います。その国の実情にあわせ自立可能な援助を考えていかなければならないと思います。

 Commented by fumi_o at 2005-08-11 11:53 x
こんにちは。ボブ・ゲルドフの最新情報です。:-)
http://www.barks.jp/news/?id=1000010382

 Commented by yoshihiroueda at 2005-08-12 22:07 x
★fumi_oさん、
情報ありがとうございます。まあそんなもんだろ、という気もします。ボブ・ゲルドフの他の記事も面白いですね。

2005/07/20

白いバンド買ってきた

こんばんは。再度登場、ボノです (ウソ)。フラボノイドじゃないぞ (なんだそれ)。

先日、「ほっとけない、だけど...」でその主旨や効果に疑問を呈した「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンなんですが、やっぱりホワイトバンド買ってきた (やっと買えた、といったほうがいいかな)。ただファッションではなく、「この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。」という主旨には賛同できる。

私が伝える声は、「ほっとけない、だけど...」で書きましたが、このキャンペーンの主張とはちょっと異なるところもあるかと思う。
借金の棒引などお金だけの援助は意味がない。
まず援助を受ける側を変えなければいけない。
幸せになりたい、自分達で幸せになる、その意志を支援しなければいけない。
ということだ。

話は一旦それますが、web-log nostalgiaさんの「Meet the world」という記事を通して、brazilianartists.netの"MEET THE WORLD"というキャンペーンを知った。各国の国旗に使われている色の比率を、その国の統計とマッチさせたものだ。

例えば中国では、
赤: 働いている14歳児の割合
黄: 学校に行っている14歳児の割合
となっている。
数字や言葉では訴える力が弱かったり記憶に残らなかったりする主張を、強烈に印象づけ記憶に残す武器になっていることが分かる。

そしてソマリアでは、
青: 性器切除された女性の割合
白: 性器切除されずにすんだ女性の割合
が使われている。

「女子性器切除」 (内海夏子 DAYS Japan 2004.8月号) から引用する。
しかし男性の割礼は旧約聖書に記載があるが、女性の割礼に関しては聖書にもコーランにも言及されていない。
...
女性の割礼は健全な女性の性器を切り取り、地域によってはさらに膣の入り口を縫い閉じてしまう。
...
割礼をしていなければ結婚できない、一人前の女性として社会に認められない、といった社会的仕組みは、実は伝統という言葉に隠された女性支配という男性の都合のようだ。
これが、前回書いた「汚職、内戦、収奪、レイプ、... 」の「 ... 」の部分のひとつです。

レイプも、内戦の戦略として敵対部族女性へのレイプが行われているという。これらはアフリカ住民自体が自分達を不幸にしている例なのだ。このような精神的に不毛な地にただお金や食糧をばらまくだけでは意味がないと考える。これが私が伝えなければいけない声だとおもう。

それから、「なにかしなければ、という気持ちがしぼんでしまいました」とも書いた。ここでは理由は示さなかったが、「Live 8」にトラックバックを送ってくれた悪の教典楽天市場店の川村けんとさんが「ライブ8の深層」シリーズで主張されていることと近い (よく調べられた大作で参考になります -- 追記: 「日本では奴隷売買がなかった」という誤解もありますけど)。「自分達の罪を人に贖罪させるな」ということ (このことは、のんちゃんのブログへのコメントとしても書きました)。

コメント
 Commented by ssnostalgia at 2005-07-20 22:26 x
こんにちわ。TBどうも。
私のリンク先、つまりは記事の発見者itakeawayさんのセンスはいいですよ。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-21 02:30 x
★ssnostalgiaさん、
itakeawayさんの他の記事もみてみました。その先も見てみたくなるものばかりですね(音が鳴りそうなので夜中は止めときますが)。

 Commented by fumi_o at 2005-07-21 14:52 x
yoshihirouedaさん、こんにちは。
前回の「ホワイトバンドプロジェクト」に言及したエントリーを拝見していたので、ホワイトバンドは購入されないかと思ってましたよ。:-)
私はLIVE8をAOLサイトで楽しんだ後、即購入したのですが、正直少額の募金感覚です。LIVE8も普段見られないアーティストが一堂に会して一気に見れちゃうという"お祭り意識"の方が強いです。

 Commented by fumi_o at 2005-07-21 14:53 x
↑続き.......
ざざっと「ホワイトバンド」関連のblogを読んでも、素直に呼応して「みんなホワイトバンドつけよう!」ってのは若い方という感想をもちました。
私の感覚だと、どうしても
#アフリカが貧困に陥った最大の原因は、ヨーロッパ諸国がアフリカを植民地にして搾取を続けたから。更に多くのアフリカ黒人が奴隷としてアメリカに連れて来られたからである。
という意識が根底にあるので、ボノ(私U2は嫌いじゃないけど、ボノは嫌い:-)に「日本はもっとやれる」と言われるのはなんだか頭にくるし(笑)、国が傾きそうなのに(ってもう傾いているのか)、日本のアフリカ支援を今後3年間で倍増にすると発表した小泉首相にもガクッときます。
けれども、自分は実際にアフリカで活動しているNGOにはなれないし、「しない善よりする偽善」でLIVE8に関連した商品を買ったりするといった行動には出ると思います。

 Commented by fumi_o at 2005-07-21 14:58 x
話は変わりますがー
>「 ... 」の部分
6年程前に、「ファウジーヤの叫び」というノンフィクションを読んで、その"秘儀"の存在にショックを受けた私です。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-21 23:54 x
★fumi_oさん、
アフリカの貧困に関しては複雑な思いが交錯します。
・ 貧困の原因を作った欧米が責任もて。 -- おっしゃる通り
・ とはいえ、今困っている人たちは見捨てる気になれない。
・ ODA 9500億円を3.5倍が常任理事国入りの条件ってふざけるな。
・ ODA 9500億円のうちの600億円だったら3倍にしてもいいか。
   (中国はもうやめてアフリカにふりわける)
・ 援助は自立を支援する形をめざせ。棒引きはサイテー。
・ アフリカ民族自体も建設的な行動をとれ。
・ 上記を伝える必要がある。
・ でも白いバンドでミーハーに見えるのはやだな。
・ Live 8は楽しませてもらえばいいんじゃない。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-22 08:16 x
それから、キャンペーンに素直に呼応している若い人達に関しては、あまり水を差すつもりもないんですよ。少なくとも無関心よりずっといいですから。ただもう少し考える材料を提供したい。
いろいろな側面からコメントありがとうございました。

 Commented by fumi_o at 2005-07-22 12:42 x
>キャンペーンに素直に呼応している若い人達に関しては、あまり水を差すつもりもないんですよ。
それは私も同じですよ。:-)

ホワイトバンドの話といえば他に、品薄ということでヤフオクで高値で取引されているという現実もあるんですけどね。<結局ただのファッション

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-23 03:08 x
★fumi_oさん、
「ただのファッション」はある程度しかたないかとは思ってましたけど、「ヤフオクで高値で取引」って一気に脱力。3番目のトラックバックにその前のSTAND UP SPEAK UPというキャンペーンのバンドもオークションで取引されているって書かれてますね。

 Commented by n0n0n at 2005-07-25 12:33 x
ヾ(´・ω・`)ツ若い人達ではないんですが、すみません一言書かせて戴きますわ!ホワイトバンドから「3秒に1人、子どもが貧困から死んでいる」ということを知りました。だから、他の人にも伝えたいと思ったんです。ホワイトバンドの意味はそれで良いと思うんですよ。ファッションだったら、ちょっとダサイし恥イですよ^^;すみません生意気な年寄りなんです...

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-25 23:22 x
★のんちゃん、それでよいと思います。ぜひ多くの人にアフリカの貧困の状況を伝えて下さい。また、その原因や解決策も話し合っていただくとよいと思います。

2005/07/06

ほっとけない、だけど...

先週末、テレビか新聞だったかで、hottokenai.jpという文字列が目に入ってきました。アフリカの困窮を訴えているようでした。そのサイトを見てみよう、何か協力をしたいとおもいました。毎年UNICEFの募金にも応じていますしね、金額は少ないけど。

しかし、その傍に「7月6日」という文字列もありました。これはサミットが行われる日ですね。今回のサミットの議題の一つにアフリカ支援があるので、それを指しているのだと思います。その瞬間、なにかしなければ、という気持ちがしぼんでしまいました。

アフリカには支援は必要なのでしょうが、ただ借金を棒引きにしたり、お金や食糧の供与に何の意味があるのでしょうか。 「お金は有効に使おう」で触れましたが、支援を受ける側が、その支援をてこにして幸せになる意志がないといけない。汚職、内戦、収奪、レイプ、... これらが蔓延しているところで幸せが築ける訳がないと思う。

もちろん全員が幸せを放棄している訳ではない。特に女性と子ども達。もちろん男性にだっているだろう。そういう人たちに幸せになってもらうにはどうしたらいいのだろうか。

まとまったアイデアではないですが、キーは「隔離」かと思っています。病気の隔離と違って、幸せになりたい人たちが入る大きな駆け込み寺。サンクチュアリといっても良い。日本の昔の植民地で評価されている部分もあるが、そういうところを抜き出したようなものを相手国に求められて作ることをイメージしています。そこで食糧、医療、教育を与える。もちろん与えるだけではだめで、自立のために労働してもらう。労働できる環境を整備する。

そこに入りたければ「幸せになるためのルール」に従ってもらう。入りたい人が増えればだんだんその範囲を広げる。自治能力を育てる。一つの国で成功すれば、きっと他の国からも要望がでるにちがいない。

ああ、また夢想が広がってしまいました。でも理想を描かないと何も変わらない。

そういえば、hottokenai.jpのことを忘れていました。ただ金銭的支援を求めているのかという先入観をもっていたのですが、サイトにいってみると、「この状況を変えるには、お金ではなく、あなたの声が必要です。」というメッセージが出されていました。これならば私も納得できます。

ただ、方法論として「貧困をなくそう、という声を表すホワイトバンドを身につけてください。」というのはどうかと思う。実効性あるのかな。たとえ偽善であっても、困っている人の役に立てばいいと思うのですが。誰か私を説得してください。納得させて下さい。

コメント
 Commented by berangkat8 at 2005-07-06 03:57 x
TBさせていただきました。
私は今回のこのキャンペーンは、今の現実を知らない人が多く、まず知る事を第一歩としてる点が、すごく入りやすいのでいいなと賛同できました。
自分が賛同し参加している印として今回このバンドがあって、それを身に付けている事で人に聞かれたら話しやすいし、話すきっかけとなる術でもあるのかなあ〜と。
あとサイトで紹介されている有名人の人達がつけていることで、やっぱり興味もたれることがすごく認知度をあげる手助けとなってると思うので、そういう意味でもシンボルとしているのではと。
と、私は思ったので身に付けることに抵抗ないですが、yoshihirouedaさん納得できない何かがあるのであれば、押し付けられるものではないので、バンドをつけるつけない関係なく、ただ事実としてこの世界の貧困の現実を知っているだけでも参加してるのと同じだと思いますよ。
それこそこのキャンペーンの主旨でもあるのですから。

 Commented by panchan1121 at 2005-07-06 10:30 x
これ、難しいところです。
なんか、ファッションの一部の様に流されていくのかという抵抗感がありますね。
購入して、ある期間だけ付けるのでなく、みんなで、「ほっとけない」ことを話会うことができれば、このキャンペーンもさらに意義深いものになりますね。
ちょうど昨日、郵政民営化法案の陰でという特集レポートをテレビで見て、「障害者自立支援法案」の修正が可決されそうな今、周囲にそんな方がいて、身につまされる私自身もこんなことを思った限りです。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-08 00:06 x
★berangkat8さん、はじめまして。
確かにきっかけにはなると思いますが、私は貧困について語るだけの知識を持っていないと自認しています。その意味で白いバンドをつける資格がないように思うのです。私は天の邪鬼なので、白いバンドをつけている人に「どれくらい貧困なのか、どれくらいの人が貧困で亡くなっているのか、貧困をなくすためにどれだけの援助が必要になるのか」聞いてみたくなると思います。
すみません、せっかくみんなで盛り上げようとしているところに水を注すようなことをいって。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-07-08 00:12 x
★panchan1121さん、
私もファッションで終わってしまうことを懸念しています。そのためには、これだけではなくて、皆が語り合える材料が必要だと思います。
すみません、「障害者自立支援法案」に関しては私不勉強で知りませんでした。修正といいながら、改悪になっている、と主張されているのですよね。

2005/05/08

お金は有効に使おう

こんばんは。松下幸之助です (ウソ)。

国連の常任理事国ってそんなに魅力的ですか。

毎日新聞 2005年5月8日
ODA: 大幅増額めぐり外務省と財務省が綱引き

常任理事国の椅子が、年間約3兆5000億円で、現在9500億円の3.5倍です。外務省が「常任理事国入りが国益にかなう」と言っているということですが、これまでの外務省の行いを見ていると、「外務省が国益を考えてる? ハァ?」と言っても過言でないと思います。

宇宙船地球号のチケット=論説室・玉置和宏 (毎日新聞 2005年4月17日) には、
そのODAが90年代前半にさらに急増したのはガリ国連事務総長(当時)の「日独は安保理常任理事国に」という国連改革案が浮上したことによる。すっかり舞い上がった外務省はバブル崩壊で財政が悪化したにもかかわらず、ODAをアフリカ中心に散布した。 
その結果はもう言うまい。ODAの円借款の大半は99年ケルンの主要国首脳会議(サミット)で決まった「債務免除」で安保理常任理事国の椅子と共に消え去った。
「すっかり舞い上がった」なんて書かれちゃってるところが情けない。そのときの反省はないのでしょうか。

前の記事では、「小泉純一郎首相は先月、ジャカルタで開かれたアジア・アフリカ首脳会議で、アフリカ向けODA(03年実績で約600億円弱)を3年で倍増させる方針を表明した。」とあって、「あ〜あ、小泉さんまた外務省にだまされたんだ」と思いましたが、よく見ると9500億円のうちの600億円ですから、まだ全体にはそう影響のあるレベルではありませんでした。

ODAを出すにしても、ただばらまくのではなく、有効な使い方をしましょうよ。政府の高官の懐に入るのではなく、貧困にあえぐ人々が自活できるようにするために使いたいものです。

自活できるように、といってもそのやり方も考えないといけません。以前、曾野綾子さんが、「東南アジアだと鶏を飼えるようにするだけでよいが、アフリカだとまず鶏を盗まれないようにしないといけない」ということを言っていました。一言でアフリカは...なんて言っちゃいけないのでしょうが、民族同士の抗争、内戦、収奪、レイプ、... 自分達で幸せになるという意志はあるのかと問いたい。まず教育のような地道な活動からはじめないといけないでしょうね。

トラックバック先:
週刊!Tomorrow's Way (yodaway2さん): 「中国、安保理拡大に拒否権、と!——ニッポンに立ちはだかる巨龍。」

コメント
 Commented by yodaway2 at 2005-06-04 12:48 x
そのとおりと思います。外務省は、ほんとうに問題あり――の省庁ですね。私はタナカ・マキコ氏と逆の立場に立っていますが、ただ「伏魔殿」と表現した彼女はさすがだったと思います。(笑) たぶん、いまもその体質は、それほど変わっていないでしょう。何しろ、国民からは見えない世界のことなのですから。ただ、一方で、日本はグローバル国家ですし、そうでないと生きていけない国ですから、文字通り、外交は国家の命運を左右する問題なわけです。あたり前ですけれど。おっしゃるように、ODAなども姿勢を正して、地道に、かつ効率よく運用していただきたいものです。(――それが大丈夫なのかナ、ということなんですけれど。)

 Commented by yoshihiroueda at 2005-06-04 21:21 x
★yodaway2さん、私も田中真紀子にはちょっと期待したんですよ。外務省の改革をやってくれるんだと思って。でもやっていたことは外交官と同じ、地位を利用したり、威張ることが仕事と勘違いしてたり。外交も含めてこの国の進む方向、その手段をトータルデザインして提示してくれる政治家はいないものか。と思います。ないものねだりでしょうかねー。