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2020/02/16

ダムタイプ

昨日、東京都現代美術館で、ダムタイプのアクション+リフレクション を見て、ラウンドテーブルトーク も聞いてきた。

もともと、2月16日に会期終了になる3つの展覧会を見る予定で出かけた。
東京都現代美術館が10:00 オープンで、この順番で行くのが効率的かなと判断した。

開館前に着いたが、チケット売り場にすでに行列ができていてびっくり。そこで3つの有料展覧会があって、セット割引に惹かれ、ダムタイプもあわせて見ることにした。ダムタイプは、NTT-ICCのダムタイプ特別上映で《memorandum》を見て難解だったのでちょっと心配だったのだれど、インスタレーションもあるだろうしまあいいかと判断。

実際に見たら、展示自体は数が少ないものの、やっぱり選択して良かったと思った。

右は《Playback》。16台のターンテーブルがそれぞれ異なった音源から採られ、針が上がったり降りたりして同期再生される。

《MEMORANDUM OR VOYAGE》は、《memorandum》(上記)、《OR》、《Voyage》という3つの作品の映像を組み合わせて作った映像インスタレーション。大画面で迫力がある。

ディスプレイはソニーの協力のようだ。横浜みなとみらいの資生堂グローバルイノベーションセンターS/PARKにある大画面LEDディスプレイと同じものかもしれない。

最後の部屋には《pH》と《LOVE/SEX/DEATH/MONEY/LIFE》が組み合わせて展示してある。



R. Yoshihiro Ueda(@ryokan)がシェアした投稿 -

一つの作品だと思っていたが、手前の移動しているのが《pH》で、奥が見ての通りの《LOVE/SEX/DEATH/MONEY/LIFE》。《pH》は移動している領域に入ってもいいけど、奥まで行き着くと戻ってくるので慌ててみんな戻ることになる。

出口近くに「テーブルトーク」という名前のトークイベントの案内がある。本日15:00からで、それまでまだずいぶん時間がある。失敗したな。午後にこっちにすれば良かった。と言っても仕方がないので、一旦六本木まで戻って国立新美術館でDOMANI・明日2020を見てからもう一度来ることにした。

戻ってきてみたらチケットを買う列が外まで伸びていたので、やっぱりこの順で正解だったと思った。

テーブルトークはケーキとお茶で壇上で語り合う形式。ダムタイプの高谷史郎さん、砂山典子さん、濱哲史さんに、モデレータの長谷川祐子さんが質問して話を進める形式だった。砂山典子さんといえば、「スカートの中、はいってみる?」の作品「むせかえる世界」のアーティストだった。ダムタイプのメンバーだったんですね。

トークのテーマは「パフォーマンスをどのように展示にするか」。ダムタイプは基本的にパフォーマンス集団で、それを人がいなくても見ることができる形式 (インスタレーション) にするかということになる。通常このよーなトークは最初に作品の映像を見せながら解説するのだが、今回はそういう映像は常にスライドショーで切り替わっているだけで解説はなく、ダムタイプの作品を知っている人でないと付いていくのは難しい。というか、私は全然付いて行けず、正直苦しかった。

その中で興味を惹かれたのは、ダムタイプはスーパースターがいるグループではなく、「みんなで考えて作っていくシステム」のことを「ダムタイプ」と考えているというところ。 常に話し合いで決めていて、以前は毎晩そうしていたが、周1回にしたらとたんに時間がかかるようになったという。新しいメンバーとして加わりたいというの拒否しないが、参加の条件は明確ではないということだ。

NTT-ICCのダムタイプ特別上映の《memorandum》以外の作品も見てみるかな。

トークが終わった後、MOTコレクション展も見てきた。オノサト・シノブ、末松正樹など、これまで知らなかったアーティストを知ることができた。岡本信治郎はあいちトリエンナーレ2013で見たはずだが、すっかり忘れていた。今回は右の《ころがるさくら・東京大空襲》など印象に残る大作が出ていた。

2016/07/15

チームラボ新作内覧会 2016/07/14

チームラボの新作を含む「DMM.プラネッツ Art by teamLab」は、フジテレビの「お台場みんなの夢大陸2016」の出し物の一つとして、7月16日土曜日から公開されます。それに先立ち、プレス内覧会/ブロガー内覧会が7月14日に行われました。

私は20:30の回だったのですが、当日18:00過ぎから降り出した雨が激しく、フジテレビ方向から来たのですが雨を避けるところが途中になく、時間前に入れてもらいました。すでに時間前に来た人は中に入って鑑賞を始めていました。本来はチームラボの猪子さんのトークなどが予定されていたのですが、どういうスケジュールになったのかわからず、聞けなかったのが残念です。また、軽食と飲み物を用意しているという話でしたが、これも早く帰ったため、帰る途中にケータリングの袋を持って会場に向かうスタッフの皆さんとすれ違いました。

雨で来る人も少なかったとは思いますが、早く入れてもらったため、観客が少ない中で鑑賞できたのはアリがたかったと思います。

今回、4つの作品が出ています。
  • やわらかいブラックホール - あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である
  • Wander through the Crystal Universe
  • 人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity
  • Floating in the Falling Universe of Flowers

"Wander through the Crystal Universe" はポーラ ミュージアム アネックスで昨年行われた "Walk Through the Crystal Universe"の規模を大きくしたものということ以外は予備知識なく行きました。

浅いプールの中を歩いていく作品があるということで、最初に靴と靴下を脱いで預けて、ズボンを捲し上げて行きます。最初に入ったブースが細長い通路に水が張ってあります。そこを通るとタオルを渡され足を拭くように言われます。「これはなんだったんですか」と聞いたら、「足を洗ってもらうため」だそうです。

以下、体験した順に紹介と感想。

▪︎ やわらかいブラックホール - あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である

もこもこの空間。足をとられて、なかなか先に進めません。転がって進んでいる人もいたので真似してみようと思いましたがうまくいきません。出口に待機している係の人が「大股で踏みしめるようにして進んでください」というアドバイスでやっと出口にたどり着きました。

balckhole-DSC_0086

なにこのおじさんトラップと思ったのですが、今日上記の 作品説明を読むと、
人々が作品空間に入ると、空間自体が、人々の身体の重さに影響を受け変化する。そして、人々の身体は、変化する空間に影響を受ける。人々は、互いに作品空間を通して、それぞれの影響を受け合う。
あなたの身体は空間を変化させ、そして、その空間は他者の身体を変化させる。

と書いてあります。フィールドアスレチックのような姿勢で望むのではなく、体を預けゆったりすることが必要だったんですね。

▪︎ Wander through the Crystal Universe

元となったポーラ ミュージアム アネックスの "Walk Through the Crystal Universe" にも行ったのですが、大きくなって迫力が違います。ポーラ ミュージアム アネックスの時は入り口があって出口があるだけだったのですが、様々な分岐がある迷路みたいになっています  (行き止まりはありませんが)。



これも作品説明を読んで初めてわかったのですが、
鑑賞者は自身のスマートフォンを通じて、クリスタルユニバースを構成するエレメントを選び、出現させ、クリスタルユニバースを創っていく。そして、鑑賞者は、作品空間に入り歩きまわることができる。

あらかじめ知っていれば試してみたのですが、その場にも説明がなく (あっても気づかなかった)、体験し損ねたのは残念です。

▪︎ 人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity

これは2014年-2015年に行われた「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」で出ていた “花と人、コントロールできないけれども共に生きる、そして永久に – Tokyo” (リンク) と同様のインタラクティブ作品で、人の動きに反応してプロジェクションされる映像が変わります。今回は30cmくらいのプールになっており、鯉と花が投影されます。

R. Yoshihiro Uedaさん(@ryokan)が投稿した動画 -


▪︎ Floating in the Falling Universe of Flowers

天井と壁全体に投影される花の映像。床に座ったりビーンバッグの上に寝転がって鑑賞します。

R. Yoshihiro Uedaさん(@ryokan)が投稿した動画 -

もうちょっと明るい場面を撮っておけばよかったですね。

今回内覧会で見ることができたのでゆったり見ることができましたが、「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」の時と同様にだんだん人気が出てきて混雑するようになると思います。早めに行かれた方が良いと思います。

最後にイベントの情報をサイトから引用しておきます。

DMM.プラネッツ Art by teamLab

会期2016年7月16日(土)~8月31日(水)
会場お台場・青海周辺エリア(「お台場みんなの夢大陸2016」会場内)
お台場みんなの夢大陸オフィシャルサイト
http://www.odaiba.com
時間10:00〜18:00
※開催時間は変更になる場合があります
料金1DAYパスポート 一般2,000円/小中学生1,300円

なお、チームラボは、7月30日から森美術館で開催される「宇宙と芸術展」で、《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space》を出展します。「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」の時は、“追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点 ‒ Light in Dark” でしたので、少し内容は異なるものと思われます。チームラボの中でこれが一番好きな作品です。

2016/01/10

FLOWERS BY NAKED

FLOWERS BY NAKED 内覧会に行ってきました。

FLOWERS BY NAKED は一言で説明するのは難しいですが、「花」をモチーフにしたメディア・アートと言えば良いでしょうか。公式ページには、「花をテーマにしたアート、空間、食、お酒、メイク、ファッション……あなたの周りが花で溢れる女子会」と書いてあります。しまった、「女子会」だったか。

最初は大きな本にテーマが描かれるプロジェクションマッピング "Big Book" がお出迎え。

bigbook

Dandelion Clocks

IMG_0627

桜彩

R. Yoshihiro Uedaさん(@ryokan)が投稿した動画 -

全体像

R. Yoshihiro Uedaさん(@ryokan)が投稿した動画 -

行くまではチームラボの作品と勘違いしていましたが、村松亮太郎氏のチームNAKEDの作品でした。いけばなの草月流ともコラボしており、代表の勅使河原茜氏もいらしてました  (山本寛斎氏もお客様として招かれていたようで、勅使河原さんとお話しされていました)。

日本橋三井ホールでは夏になると生きた金魚を使ったアートアクアリウムが開かれます。これは人気が高く2012年には会場まで行って待ち時間を聞いて断念したことがあります (その後2014年に行くことができました)。このFlowers by Nakedも人気が出るのではないでしょうか。

草月流とのコラボ作品に関しては、草月流自身がダイナミックな作風なのですが、会場全体を暗くしないといけないため、それがあまり生きていなように感じました。その点は残念なところでした。

以下、展覧会の情報です。

会期: 2016年1月8日(金)〜2月11日(木・祝)
時間: 月~木/日/祝日 10時~20時、金/土/祝前日  10時~21時
(最終日2月11日 (木・祝)は、10:00〜17:00)
場所: 東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 日本橋三井ホール
チケット料金: 大人(高校生以上)1300円 /小人900円

2015/07/20

夜の水族館

チームラボの作品は昨年から今年にかけて行われた「踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」でたっぷり見て、触ってきたのですが  (第1期第2期)、今度は水族館での展示です。

えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015
http://www.enosui-wonderaquarium2015.com/

7月15日に、プレスやブロガー向けの内覧会があったので、申し込んで行ってきました。

最初に出てきたのが「呼応する球体と夜の魚たち」。「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」の「光のボールでオーケストラ」でも出ていた、叩くと色を変えるソフトな球体です。ただこれは「夜の魚たち」はあまり関係がありません。



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今回のメインはやはり「花と魚 - 相模湾大水槽」でしょう。大水槽に外から花模様を投影します。エイのように大きくて腹が白い魚がいちばん映えますね。



気づきにくいですが、個々の小さな水槽にも、近づくと照明の色が変わるという仕掛けがなされていました。「呼応する小さな海」という作品です。

ちょっと離れたところに「お絵かき水族館」があります。これは基本的に「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」のときの展示と同じです。もしかしたらえのすいオリジナルのキャラがいたかもしれません。

また、チームラボカメラのPhoto Boothがあり、撮った合成写真をFacebookにあげることができます。

表情が間抜けだったので再度挑戦したのですが、やっぱりだめでした。

水族館の普通の展示も楽しめました。えのすいというとクラゲが有名なようですが、クラゲ水槽にプロジェクションマッピングをしながら、各水槽のクラゲとえのすいのクラゲの飼育の歴史をする「海月の (そら)」というアトラクションが良かったです。

深海探索の部屋にはしんかい2000の展示がありました。映画「日本沈没」で草なぎ君がこれに乗って自分が犠牲になることで日本を救ったんですよね。

2015-07-15 20.25.582015-07-15 20.24.07

展示概要
えのすい×チームラボ ナイトワンダーアクアリウム2015
http://www.enosui-wonderaquarium2015.com/

開場新江ノ島水族館
所在地神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
会期2015年7月18日(土)~12月25日(金)
開催時間17:00~20:00
水族館自体の営業は9:00から
休館日期間中休催日あり
料金大人:2,100円 / 高校生:1,500円 / 小・中学生:1,000円 / 幼児(3歳以上):600円

※水族館の入場料金のみ
主催新江ノ島水族館 チームラボ 日本テレビ放送網

追加情報:

FASHION PRESS (2015-07-13) チームラボの個展が銀座で - 新作「クリスタルユニバース」は“宇宙の中を歩く”インタラクティブな作品

ポーラ ミュージアム アネックスのサイトにはまだあまり詳しい情報は載っていません。

teamLab Exhibition, Walk Through the Crystal Universe
会期:2015年8月21日(金)~2015年9月27日(日)
会場:ポーラ ミュージアム アネックス
住所:東京都中央区 銀座1丁目7−7
開館時間:11:00〜20:00(入場は19:30まで)
休館日:会期中無休
料金:無料

2015/03/08

チームラボ展が会期延長!新作展示!

昨年「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」内覧会に参加し、報告を記事にしました (「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」)。

この展覧会は非常に評判がよいとのことで、当初2015年3月1日(日)までの予定でしたが、会期を延長することになったそうです。さらに展示作品を増やすので、その準備のために一旦お休みし、3月7日から後期日程として5月10日まで行われることになりました。

チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地
http://odoru.team-lab.net/
会期:2014年11月29日(土)~ 2015年3月1日(日)
※3月2日(月)~3月6日(金)の期間、本企画展の開催はありません。
会場:日本科学未来館 〒135-0064 東京都江東区青海2−3−6
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週火曜休館。但し、3月31日、4月28日、5月5日は開館 (後期のみ記載)
主催: 日本科学未来館/チームラボ/日本テレビ放送網/BS日テレ

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後期開幕の前日3月6日にプレス発表会&特別内覧会があったのですが、ブロガー招待枠があったので今回も申し込んで参加してきました。

前回のブロガー内覧会ではチームラボ代表の猪子寿之さんは来られなかったのですが、今回はプレス発表ということで登壇され、対談形式で今回の展示を語ります。猪子さんは写真で見るとかっこいいのですが、トークは結構グダグダなんですね。しかし憎めない人と感じました。

今回の新作の一つが、スクリーンに投影されている「Floating Flower Garden - 花と我と同根、庭と我と一体と」です。天井から空中に吊るされた花は、人が近づくとゆっくり上に上がり、人の通る道を作ります。このため花に囲まれた中に自分が漂う感覚になります。花に重量がなく重力が働いてないような浮遊感を出したかったとのこと。花を引き上げるモーターは性能が良く、人間が早く近づいても避けられるような速さで引き上げることはできるのですが、それだと機械的に見えるので、わざと速さは抑えている。通常、庭園を散策するときはゆっくり巡っていくので、ここでもゆっくりと鑑賞してもらいたいということでした。



以前“Nirvana”と呼ばれていた作品(前回記事) は、インタラクティブ性を加え、「世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う」 (リンク) という作品にリニューアルされました。インタラクティブといっても象を動かしたりできるという意味ではなく、人が手をかざしたところに霞が立つようなものでした。ただ、私が気がついたのがこれだけで、他に仕掛けがあったのかもしれません。

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「学ぶ!未来の遊園地」のパートの新作は、「お絵かきふなっしー」(リンク) です。参加者が描いた絵 (塗り絵) が3D化され (裏側も自動的に補完されます)、画面の中で動きます。さまざまなふなっしーと言えないようなキャラクターが動き回っていました。

塗り絵はふなっしー、男の子、女の子の3種類が用意されていますが、私が行った時にはふなっしーしか画面にいなかったので、女の子を追加してきました。話題の青と黒のドレスにしてみました。動きがダイナミックなのでピンボケしちゃったのが残念。

「3Dお絵描きタウン」にはヘリコプターからのビューが別画面で加わりました。



展覧会の人気が続いているようですので、これから行かれる方はできれば休日を避けたほうがよいと思います。特にフラワーガーデンは3名ずつしか入れないので待ち時間が長くなりそう。列が先頭近くになると前の人の様子が外から見えるようになっています。

2014/12/07

チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地

ご無沙汰しておりました。

ヨコハマトリエンナーレ2014の期間前から、サポーター活動が活発化して、フリーペーパー向けには文章も書いていたのですが、こちらには時間を回せていませんでした。その間、ヨコトリ2014関係のトークを聞いたり、別の展覧会に行ったりしていたので、少しずつ書いていきたいと思います。

11月29日、日本科学未来館でこの日から始まる「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」のブロガー向け内覧会がありましたので行ってきました。

チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地
http://odoru.team-lab.net/
会期:2014年11月29日(土)~2015年3月1日(日)
会場:日本科学未来館 〒135-0064 東京都江東区青海2−3−6
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週火曜休館。但し、2014年12月23日(火・祝)2015年1月6日(火)は開館。
年末年始休館:2014年12月28日(日)~2015年1月1日(木)
主催: 日本科学未来館/チームラボ/日本テレビ放送網/BS日テレ

最初は気づかなかったのですが、タイトルにあるように、「踊る!アート展」と「学ぶ!未来の遊園地」の二つが合体したものです。

チームラボは、ITエンジニア、メディアアーティスト、デザイナーなど構成された「チーム」です。一人の才能ではなく、「チーム」でものを作り出すことをポリシーにしているようです。チームでのディスカッションを通して作品を作り上げていきます。

チームラボが世に出す作品は、デジタル技術とアートを組み合わせたもの。今回これまでの作品を一堂に集め、さらに新作を加えました。アート作品という指向が強いものが「踊る!アート展」、遊びを通じて学ぶ場を提供するものが「学ぶ!未来の遊園地」という位置付けです。

「踊る!アート展」は大迫力のものばかり。写真も撮ってきましたが、サイトの写真、動画を見てもらったほうが良いと思いますので、リンクをつけます。

"花と人、コントロールできないけれども共に生きる、そして永久に – Tokyo" (リンク) 床の花は人が通ると咲きます。また、足でけちらすことができます。咲く花は時間によって変わります。季節を圧縮した感じ。

"花と屍 剝落 十二幅対" (リンク) 横に12枚並んだアニメーション作品。剥落して裏にあったものが見えるようになります。

"Nirvana" (リンク) 若冲作品のアニメーション化。高さ約5m、幅約20mあります。

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"追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点 ‒ Light in Dark" (リンク) 複数画面を前後方向にも並べたビデオ・インスタレーション。

R. Yoshihiro Uedaさん(@ryokan)が投稿した動画 -


「学ぶ!未来の遊園地」も楽しかったのですが、逆方向には行きにくいので、「踊る!アート展」をもっとじっくり見ればよかったと思いました。

2012/08/20

ひかり*くうかん じっけんしつ

NTT インターコミュニケーションセンターで行われている ひかり*くうかん じっけんしつ に行って来ました。展示会タイトルに "ICC キッズ・プログラム2012" とつけられているように、子供向けのプログラムではあります。

いくつかの小部屋に分けられていて、それぞれの小部屋では光と影の関係を見せてくれます。

実験ですから、参加できます。模型鉄道をゆっくり走る電車には、小さな光源が載せられていて、鉄道の周辺におかれたものの影が周囲の壁、天井に映ります。周辺のものを自由に置き替えて影の出来方の違い、電車が動く効果を確認できます。ざるのような網状のものは特に面白い。

これどこかで見たなーと思ったので、帰って検索してみました。

必見!鉄道模型による光と影のアート (元気!本気!勇気!)

The Tenth Sentiment / 10番目の感傷(点・線・面)という作品で、第14回文化庁メディア芸術祭のアート部門優秀賞・受賞作品でした。メディア芸術祭には2010年と2012年には見に行っているが、2011年第14回には行っていないので、ここオープンスペース2010で見たのでしょう。

その制作者のクワクボリョウタが、今回パーフェクトロンというユニットとして出展しているのですね。

当日は閉館19:00からアーチスト・トークがあったのですが、そこまで待つ元気がなくて帰って来ました。

8月26日には小学生対象のワークショップがあります。もう事前締め切りは過ぎてますが。

2010/02/14

サイバーアーツジャパンとメディア芸術祭

こんばんは。オリンピックの開会式はでっかいメディアアートだよね。

先週6日には、石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流展 (→ 記事)、レベッカ・ホルン展 (→ 記事 ) の後、レベッカ・ホルン展と同じ東京都現代美術館で行われている「サイバーアーツジャパン アルスエレクトロニカの30年」を鑑賞して、サイバーアーツジャパン展 シンポジウムも聴いてきました。

文化庁メディア芸術祭協賛事業「サイバーアーツジャパン-アルスエレクトロニカの30年」 公式ホームページ

この展覧会は、文化庁メディア芸術祭の協賛事業という位置づけになっています。文化庁メディア芸術祭は14日で終るというので、12日に行ってきました。あわせて同じく14日に終るウィリアム・ケントリッジ展にも行って来たのですが、それはまた別の機会に。

「第13回文化庁メディア芸術祭」

サイバーアーツと行っているのは、 東京都現代美術館 HPの記述
アルスエレクトロニカとは?
1979年にドナウ河畔のオーストリア・リンツ市で創始された、世界最大の電子芸術フェスティバルです。2009年で30周年を迎え、アルスエレクトロニカ・センター(美術館)/フェスティバル/グランプリ/フューチャーラボという4つの柱を通じて、デジタルアートとメディアカルチャーの国際的拠点を形成しています。
で対象とされているものを指しているようですね。メディアと言っても漫画などのように産業化された形態のものは入らないようです。いや、ポストペットや明和電機のオタマトーン、TENORI-ONも出展されていたので、ビジネスになっているか否かは関係なく先端的かどうかの差なんでしょう。

逆にメディア芸術祭では、漫画やアニメーション、ゲームなども扱っており、それぞれの部門で賞を出しています。

サイバーアーツジャパン展では、TENORI-ONと、風船につけたカメラからの視点から会場を見る作品を体験してきました。また、展覧会とは別の部屋で行われていたロボットタイルも体験してきました。下記映像とはちょっと違いますが、5つのタイルが動いて、常に上に乗っている人の動きをキャッチして常に移動する方向に進めるようにします。







シンポジウムでは、アルスエレクトロニカの発展の歴史や日本との関わりについて話されました。炭坑の街リンツ市が、斜陽産業の石炭に依存する体質の脱却を図るために始めたことなどは興味深い。また、継続させるためにはビジネス的な視点も重要で、アルスエレクトロニカは国営放送との協業で、ファンドを得ると同時に国内外での宣伝活動になり集客上も益があったことが話された。ビジネス視点はようやく日本でも意識されて来ているが、重要だと思います。

メディア芸術祭では、Memo Observatorium という作品を体験してきました。円筒形の透明ブースの真ん中に座ると、発泡スチロールのビーズが風に乗って壁面を高速で回ります。ある程度長く入っていると、だんだんビーズの回転の流れが変わって来ます。たくさん並んでいるからちょっと申し訳ない気になりますが。

ベアリング・ブロッケン IIという作品も面白かった。大量のベアリングを順次重力で射出して、鉄琴にあて、その跳ね返った次の鉄琴にあたって ... というのを繰り返して音楽を作るもの。すごく正確なコントロールが必要なものだと思います。今回の映像じゃないですが、 ベアリング・ブロッケン II の映像がありました。→ ベアリング・ブロッケンⅡ

これからいくとしたら最終日しかないのですが、「第13回文化庁メディア芸術祭」のHP の下の方にあるPDF会場案内図やスケジュールをチェックしておいた方が良いと思います。ちなみに、最終日14日は午前中シーグラフ2009、午後はテーマシンポジウム、15:40から「サマーウォーズ」だそうで、全てが魅力ですね。

2007/02/10

日本の表現力

おはようございます。2月ももう10日ですか。すっかりペースが落ちてますね。

いくつかのブログで、国立新美術館がオープンして、「日本の表現力」いう展覧会が開かれているのを知りました。アニメなども前面に出されているらしい、という訳で行ってみようと思ってたんですが...

文化庁メディア芸術祭10周年企画展「日本の表現力」公式サイト
会期2007年1月21日(日)〜2月4日(日)

終ってたんですね... 上記公式サイトにはいろいろコンテンツが置いてあるようなのでゆっくりまわってみるとしますか。

と思ったのですが、リンク先もすごく広がっています。

えらぶ → 日本のメディア芸術100選 (アート部門で明和電機が上位を多く占めてるって、まあ人気投票ですな)
つたえる → 公式ブログ
さらに、
文化庁メディア芸術プラザ
平成18年度(第10回)文化庁メディア芸術祭
文化庁メディア芸術祭特設ブログ
  -- 2007.2.4 - 3.4 東京都写真美術館

これはちょっと興味をひかれるなー。電子回路キット「Pri/Pro」を使ったこども用ワークショップ。
クワクボリョウタPri/Pro こどもワークショップ 2007年2月25日(日)13:00〜16:00
■ワークショップの段取り
1.色んなセンサー(入力用)とアクチュエータ(出力用)をくらべてみて、どういういきものを作りたいか考えてみよう
2.つぎに、色んなプログラムをくらべてみて、自分のいきものにどういう動きをさせたいのか考えてみよう
3.じっさいに組み立ててみて、考えたとおりに動くかどうか試してみよう。うまくいったらできあがり!
4.さいごに、ほかのみんながつくったいきものと 自分のものをくらべてみよう。そうしたらプログラムやセンサーやアクチュエータをほかのいきものと交換してみて、自分のいきものにつけてみよう。
うまく動くかな?いろいろ試してみると、あたらしいいきものができるかもね!

最近、日本の文化面、それもマンガやアニメなどの比較的新しい文化が海外で評価されていることに気づいてきて、文化庁もそこに力を入れているんですね。悪いことじゃないけど、文化庁がバックアップしなくてもという気はします。

2006/09/24

ICC コネクティング・ワールド

おはようございます。先週ICCに行ってきましたよ。英会話学校じゃないぞ。

どういう経緯で知ったのか忘れちゃったのですが(これだったかな?)、コネクティング・ワールドという企画展が行われていることを知りました。企画の主旨としてはもっともらしいことが書いてあるのですが (失礼)、こういうのは「訳の分からなさ」を楽しみにいくようなものですな。

とはいえ、そういうのに今回は家族も巻き込んでしまいましたが。むしろ常設展のほうで楽しんでもらえて良かったです。

今回一番おもしろかったのは、《事の次第》 "The Way Things Go"ピタゴラスイッチみたいなもの (その映像) ですが、仕掛けの中に、謎の液体がこぼれたり、火がつくことが入っていたりで、独特の雰囲気でした。



作品としてどうなんだろうと思ったのが、《GWEI−Google Will Eat Itself》。「Google AdSenseを利用していくつかの隠れたサイトに広告を掲載,クリックされる毎にサイトに入る利益でGoogle.comの株を購入するプロジェクト」というんですが、展示物してみせられても... って感じです。正直なところ、仕組みもよくわからないですし。

「オン・トランスレーション」シリーズの《インターネット・プロジェクト》は、「同じ文が異なる言語間の翻訳を経ることで変化するプロセスを見せる」ということで私としては期待して行ったのですが、よく考えたら言語のうち分かるのは日本語と英語だけなので (最近中国語も少し勉強しました)、面白さが分かりませんでしたよ。

ところで、24日には、「アートのオープンソース化は可能か?」というディスカッションが行われます。山形浩生が出ているのはともかく、モジラ・ジャパンも協力しているのは何か関係があるのかって感じです。