ラベル 天皇 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 天皇 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2006/09/10

皇室典範改正案

国民の中から選挙で選ぶ。

これ以外の案:
天皇家民営化案 (2005-12-22)
  -- 当然、後継者は株主総会で承認を得る。
男系にこだわるなら... (2005-12-21)
  -- 気がつかないうちに男系を維持する方法。

2006/09/07

おめでとうございます

まずは母子ともにご健康ということで一安心です。
また、「あーあ」なんて失礼な発言が出なかったことにも安心しました。

先延ばしになっただけだけどね、「女は畑」なんていう人間がいなくなるのが。

追記: そういえば名前は... テンフォー仁、ってまさかね。

2005/12/22

天皇家民営化案

こんばんは。ブログレンジャー (もちろんイエロー) です (もちろん、といいながらやっぱりウソ)。

今日は内容と全く関係ない人にあいさつしてもらいました。話題だから。

で、またまた天皇制の話題。本当はあんまり興味ないんだけど。

女系天皇を容認するという流れの中で、女性皇族にも宮家が持てるようにすることも検討されています。その場合の問題点として、コストがかさむことが指摘されています。けちくさいこと言うなよ。

そんなに税金で出すのがいやだったら、いっそのこと民営化したらどうでしょう。この国には多くの支持者がいるので、結構行けると思います。

・Japanese Emperor's Familyで略称JEF。あ、既に使われてるな...
・国民に近い存在であることを伝えるため、人間宣言」を行う。
  -- もうやってますって。
・宮内庁御用達を、"Official Supplier"に変更して利用料を徴収する。
  -- これは「みんな野球ファン」でも書きました。
・皇族が使う衣料品、持ち物は、プロダクト・プレースメントに活用する。
・ネーミングライツを導入、「天皇賞」など冠大会から利用許諾権収入を得る。
・文化団体等の名誉総裁も金次第。ただしブランド価値を下げないよう審査は厳しく。

こういう考え方って、不敬でしょうか? 自分の利益のために天皇、天皇家を利用しようとする人たちこそ不敬だ、と私は思っています。

2005/12/21

男系にこだわるなら...

... 愛子ちゃんの結婚相手に、神武天皇の男系男子子孫を選ぶという方法もありますね。

こんばんは。姓はありません (ウソ)。

男系でないと天皇制が崩壊する、という説の合理的な理由はまだ一度も聞いたことがないのですが、まあいいでしょう。今日はその人たちにも納得のいく解決策を提示しましょう。もちろん女系容認派の皆さんにも受け入れてもらえるようにしたいと思います。

改正皇室典範に「天皇の娘、孫娘は神武天皇の男系男子子孫と結婚しなければない」と書くことは、反対意見が多いと思います。愛子ちゃんには自分の意志で結婚相手を選んで欲しいですよね。

そのために、愛子ちゃんが「神武天皇の男系男子子孫」(以降では「男系男子」と書くことにします) に自然に恋愛感情を持つようにしなければならない。意識させないため、この計画は秘密裏に進めないといけません。

・愛子ちゃんと年の近い男系男子を千代田区近辺に住まわせる。
・彼らを学習院に入れる。
・彼らに天皇家の一員となるにふさわしい品格を持たせる教育をする。
・あわせて、「モテ男子」教育をする。
・不良に愛子ちゃんにからませ、そこに男系男子が助けに入る状況を作る。
・合コンでカップルが自然に消えて行き、愛子ちゃんと男系男子だけが残される。
...

え? こういうこと考えるのバカ?

真面目な話だと思って読み始めて損した?

そう思う人は → ここをクリック

2005/11/26

「伝統があるから良い」のではない

おはようございます。ブログの女性天皇です (ウソ)。

宿題に、「伝統があるから良いのではない、良いものだから伝統として残っているのだ。」をあげていました。やっと手を付ける気になりましたよ。

「伝統があるから」という人には胡散臭さを感じざるを得ない。その人が守ろうとしているのは「伝統」ではなく、裏に隠れた既得権益である場合が多いから。ここでいう既得権益は、金銭的な利益だけではなく、男性優位社会のような価値観、プライドを含むかもしれない。

大相撲で、土俵の上に屋根があるのだが、これは上から吊ってある。当然昔は柱で支えていたのだが、テレビ中継とか、観客のために、邪魔な柱を取り除いて今のような形になっている。この変更のとき、屋根は柱で支えるのが伝統だという話はなかったのだろうか。あったとしても今の形を選択したのだ。それはそのほうがいいと判断した訳だ。

ブルガリアヨーグルトの宣伝の入った化粧回し。とても伝統に則っているとは言えないね。文句言っている人もいると思うけど、そのまま通っているよね。スポンサーなくしたくないから。

一方、女性を土俵に上げないという「伝統」、これはそのまま残っている。女性を土俵に上げても一文の得にもならないから。あのとき森山真弓官房長官 (当時) が、「それだったら国技に対する政府の援助、支援を一切なくす」と言ったらどうだっただろう。反発はあるだろうけど、それでも結構と伝統を守る立場を固持しただろうか。

歌舞伎だって、伝統だから残ったのではない。最初は伝統の破壊者だったのが、良いものとして受け入れられて今に残っている。また、今もスーパー歌舞伎など新しい動きがあるし、歌舞伎役者も現代劇にも出て新しいものを取り入れようとしている。今後も歌舞伎は残っていくだろう。

さて前置きが長くなりました。ここからが本題です。

「万世一系」って守るべき伝統でしょうか。男系でないと血統が途絶えることになるのでしょうか。それとも「男系」が続いていたことが伝統だということなのでしょうか。途中で女系が混じっても天皇家がずっと続いていたことは誇れることだと思う。

毎日新聞11月25日に旧宮家竹田宮家の竹田恒泰さん (30) の主張をインタビューした記事が載っていた。室町時代の後花園天皇 (在位1428-64) の弟の子孫らしい。一世代30年とすると600年で20世代、今の天皇とは40親等くらい離れている計算になる。

例えばこの人を天皇として迎えるとして、あなたはどのように感じるだろうか。

私は今の天皇を尊敬している。それは、今まで何度か書いた(不敬の輩不敬の輩 Part 2)が、昭和天皇の子だからではなく、自分の立場を認識され、考慮された上での言動をずっと続けてきてこられたから。もしそうでなかったら、私だけでなく、多くの国民の心は離れていただろう。

たぶん多くの日本人は、今の天皇家に「伝統」を感じている。それは「血統」ではなく、天皇家が守って来た「日本人の心」に伝統をみているはずだ。「家族愛」とか「慎み深さ」とか。

男性の後継者がいないからといって、遠縁からつれてくるほうが、この「伝統」を破壊することになると思う。きっと日本人に受け入れられない。

小言日記さん(今は?寝言日記さん)が、
われわれの象徴でる天皇陛下と天皇家を,自らの政治的意図のために,あーしろ こーしろという人たちのような,不遜で畏れを知らぬ精神には大きな違和感を覚えてならないのだ.
と書かれている。全く同意します。「伝統」という言葉で彼らが守ろうとしているものはなにか考える必要があると思うのだ。

小言日記さんが書かれているように、天皇家はこれまでずっと政治的意図で使われて来た。もしかしたら、謀略の手段に使われることが「伝統」だったのかもしれないね。そんな伝統なら今すぐ断ち切った方が良いと思うのだ。

追加トラックバック
世に倦む日日(thessalonike2さん) 「女系天皇をめぐる雑感 − 寄る辺なき時代に澄む男女平等原理」
-- 「男女平等」の立場からの考察。女性はどう考えているのか、あまり女性ブロガーの声は聞こえてきませんね。
Guerilla Blogさん: 「わかりやすい皇室典範改正問題」
-- トラックバック(下)の表題見て期待したんですが... 「僕の結論としては、女系にしたら天皇制の意味がないです。伝統が崩れるので。となりました。」ですって。私の記事読んだのだろうか。何の反論にもなっていません。しかも... 男性はタネ、女性は畑だそうですよ。「畑っていうのは、稲を植えれば稲、ヒエを植えればヒエ、セイダカアワダチ草を植えればセイダカアワダチ草ができるんです」だそうです。
仙波眞弓さん: 「そこのところがちょっとわかりにくくても、」
-- 私と同様、「男系相続でないといけない、と言う人の言ってることがわからない。」

コメント
 Commented by tosh3141 at 2005-11-26 20:32 x
こんにちは
タイトルは気分のあらわれです(笑)
養子の件ですが、即位できるのは天皇の子どもか弟という原則もあったと思うのです。引き合いによく出される光格天皇も養子として迎えられていますし・・・実際のところはよくわかんないですけど。

 Commented by tosh3141 at 2005-11-26 20:32 x
引き続き、
もうひとつの、男系継承の場合の現実的な路線は、旧宮家の某を皇籍に復帰させ、その人にしかるべき嫁さんを迎え、その宮家の男子を皇太子にする路線ですが、この嫁さんが男子を産む保障など一切ないのが難点ですね。この某に黒田さんみたいな上品で立派な人で、しかも秋篠宮に比べても十分に年齢が若く、しかも、ケチも汚点もついてない人がいればいいのでしょうが....いや、多少の難点など時間が解決するので、構わないかもしれませんが、染色体だけは継いでいるけどなぁ...というレベルではいささか問題でしょうしね.
しかし、いずれにしても、婚姻に先立つ恋愛や、その後の性と命の問題にまで、踏み込む話です。そんなことを他人に求めるなんて、できませんよね。かと言って、我こそはと立候補されても、それはそれで、ちょっとちゃうやろ?と思いますし...
結局、僕たちは、いまあるものを受け入れて、その中で守るべきものを守っていくことしか、できないのです。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-11-26 22:53 x
★tosh3141さん、
養子にする必要があること、了解しました。また、養子にするんだと既に結婚している人もだめでしょうね。さらにケチも汚点もついてない人となると、せいぜい小学校まででしょうか。そうでないと何かしら2chに書き込まれそうな気がします。男系にこだわる人ってそれらの点をどう考えているのでしょうか。
 Commented by 妙訝 at 2005-12-03 03:02 x
「女系を開くこと」によって得られる権力には想像を巡らさないのですね。
今生きている男性総てに、権威者・権力者に、新たな皇族の始祖となれる可能性を作ることになります。
男系を維持することによって得られる既得権。女系を開くことによって失われる既得権というのがよく判りませんが、安易に女系を開くことによって権力と皇位とが実質的に結びつく可能性は、多くの野望を掻き立てることになるでしょう。表面的民主主義のこの国で、それを実現するにはまず、さらなるポピュリズム強化が必要でしょうか…。

 Commented by yoshihiroueda at 2005-12-03 10:18 x
★妙訝さん、コメントありがとうございます。
確かに天皇家の権力という視点は欠けていました。今の天皇家を見ている限りではその言葉は想像しにくいものがありますが、今もそれを利用しようとする輩がいるのも現実で、ポピュリズムに流されやすいのも現実ですね。
これまで「皇族の始祖」になる可能性は女性にだけ開かれていたものが、男性にも開かれることを問題視されている訳ですね。男性の方が権力指向が強いといえる点で問題かもしれません。
「男系を維持することによって得られる既得権」は何なのか私もわかりません。「既得権益は、金銭的な利益だけではなく、男性優位社会のような価値観、プライドを含むかもしれない。」と書きましたが、本能的なものかもしれません。

 Commented by mayumi-senba at 2006-09-14 06:54 x
久しぶりにトラックバックなんかして見ましょうと思ったんですが、えらい古い記事でした。申し訳ない。

 Commented by yoshihiroueda at 2006-09-14 21:13 x
★ 仙波さん、
私は記事の古さは気にしていません。という訳で、こちらからトラックバック送らせていただきました。にこっ。

2005/11/19

女系天皇容認って...

... 愛子さまの職業選択の自由を奪おうとしている、ってことだよなあ。

と、紀宮さま結婚、皇室離脱のニュースを聞いて思った。

いや別に男系にこだわっているいる訳ではありません。男系でいくとしても誰かの職業選択の自由を奪うことにはかわりませんし、現在の天皇が基本的人権を持たないことには変わりませんから。

前にも書きましたが、言論の自由をもっていない天皇制が問題なく機能しているのは、今上天皇の自制によるところが大きいと思います。誰にでもできることではない。できなかったからといって交代させられるものでもない。歌舞伎役者が小さいときから舞台に立つように、愛子さまには今から覚悟を決めてもらうしかないのだろうか。
自分はその立場でなくてよかったという方は → 主張を書き込もう

2004/10/30

不敬の輩 Part 2

こんばんは、不敬の輩と指摘された石原慎太郎です(ウソ)。でもこちらの彼のほうが狡猾さの度合いが一枚上手ですね。私が選んだだけのことはある。

国旗・国歌「強制でないのが望ましい」天皇陛下が園遊会で (朝日新聞 10月28日)

当初のシナリオ:

新潟中越地震被災地自治体関係者: 「被害は甚大ですが全力をあげて復興に努めます」
天皇陛下: 「大変ですね。寒くなりますから頑張って下さい」
某選手: 「皆様のお陰で、オリンピック3大会連続で金メダルが取れました」
天皇陛下: 「努力の賜物ですね。今後も頑張って下さい」
米長邦雄: 「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」
天皇陛下: 「大事なことですね。今後も頑張って下さい」
米長邦雄: 「うっしゃー。お墨付きGET!

のはずだったんですが、そうなりませんでした。

天皇陛下: 「やはり、強制になるということでないことが望ましい」

なんと的確なお言葉でしょう。「不敬の輩」で書いた通り、自分の影響力と責任を誰よりも強く認識され、言葉、行動を選ばれておられます。

night_in_tunisiaさんは、「天皇がこういう政治的に問題になっていることについて発言するのは異例のこと。」と書かれていますが、ほかにどういう答えが考えられるでしょうか。私だったら、「おまい、私を利用しようとしてるでしょ」と小1時間問いつめてしまいそうです。

米長邦雄さん、あなたは「東京都教育委員」として園遊会に呼ばれたの? 将棋の世界の重鎮として呼ばれたんじゃないの?
東京都教育委員の仕事って、「学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させること」なの?
それも「日本中の学校」に対して?

瀬戸智子さんは「本当に素晴らしいお言葉」の中でこう書かれています。
それにしても、
有り難いお言葉を頂戴した米長邦雄さん。
今後どうするかなぁ???
目が離せません。
「もちろんそれはそうです」って答えたんですよねえ。

さて、国旗・国歌問題。私もnight_in_tunisiaさん
国旗掲揚・国歌斉唱なんてのを強制しなければならない不幸がこの国にはあるんだが、本当にかなしいこと。そんなの自発的にやるものなはずなんだけどね。
と書かれていることに同意します。そのためには、本当に自発的に国旗掲揚・国歌斉唱できる国旗・国歌である必要があると思うのです。

上記朝日新聞の記事にある関連記事
〈若宮啓文「風考計」〉君が代と皇室 千代に八千代に続くには
には、そういう動きがあったことを伝えています。
読売新聞は社説で「われわれは、この新生日本にふさわしい新しい国歌を要望している」「歌わされるものでなく、歌いたくなるものが作られなければならない」と書いた(1948年1月25日)。
若宮啓文さんの記事には、1999年に国旗・国歌法ができたころ、新しい国歌をつくろうという動きもあったことを伝えています。私も国旗はこれでよいと思いますが、国歌は変えたい。それが、「バックログ」で宿題としていた
「民が代」を国歌に
です。これだけで主張の全容がおわかりですね。国民主権の永続を願う歌です。
というわけでこれで宿題一丁上がりとします。

ところで、以前、
君が代の「君」は、あなたがた国民で、
これは国民主権の永続をうたったものだ
と学校で習ったという人がいました。こう習った人は多いのでしょうか。先生が私達のために歌ってくれる分にはいいのですが、自分達が歌うのに二人称になっているのおかしいですよねえ。みんなが向いている方向におわす誰かにむけて歌っているのですよね。

追記1 (2004.10.31):
不敬の輩1号が「都教委がやっていることは強制ではない。国が決めたこを公務員として、義務として行うかどうかの問題だ」と話しています(毎日新聞 2004年10月29日)。テレビで見ましたが、苦々しげでしたね。2号の作戦が失敗したことが残念だったのでしょうか。それとも、天皇は黙って利用されていればいいのにと思っているのでしょうか。

追記2 (2004.10.31):
night_in_tunisiaさんが「天皇発言問題 その後」で、関連するブログに左派な考え方が多いとした上で、「その左派な人たちがこぞって天皇の権威を笠に着ているのがおかしかったが、右派に対する皮肉でもあるのだろう。」と書かれています。左派/右派の分け方はともかくとして、私もその点が気になりました。天皇がこう発言されているからという論旨は、こちらも天皇を利用しようという姿勢であって避けるべきだと考えます。night_in_tunisiaさんの「天皇はうまくかわしてほしい」という意見は同意します。今まで良く抑えてこられたと思っています(「不敬の輩」参照)。ただ「昭和天皇ならうまくかわしただろう。」と書かれているのに対しては、私には今回の今上天皇の発言以上のかわし方を想像できないので、そうかもしれないしそうでないかもしれないとしか言いようがありません。

追加トラックバック
ば○こう○ちの納得いかないコーナーさん: 「米長元名人、差し手を過つ」
-- 私の記事では米長氏を狡猾な人物として位置づけていますが、ここではマヌケな人物像が描かれていておもしろいぞ。国旗掲揚や国歌斉唱に関するスタンスは私と同じです。
スウィンバーン症候群さん: 「米長東京都教育委員の不敬な行為」
-- 私と同様に米長氏の不敬な行為を問題視しています。
冬瓜茶をどうぞさん: 「象徴」
-- 発言が政治的なものにならないように気を使われていることに対する感銘が述べられています。

2004/08/17

不敬の輩

私は愛国者 (愛国者宣言)。

上記言明と直接関係はありませんが、天皇を尊敬しています。

自分の影響力と責任を誰よりも強く認識され、言葉、行動を選ばれておられる。

この自由な時代で、自制には、並々ならぬ強い意志が必要であることは想像に難くない。

私だったら、天皇メルマガとか天皇ブログを作って、好き勝手なことを言わずにはいられないでしょう。
・日出ずる処の天子、日没する処の民に致す、「だまっとれ」、とか
・社会保険庁、朕の臣民のお金をネコババするとは何事だ、とか
・ナベツネ、さっさと引っ込め、とか (辞任したけど)
・さとう珠緒、30過ぎてそのしゃべり方やめろ、とか

しかし、まだまだこの国には、その言葉を絶対ととらえる人々が多くいます。軽はずみな言動はできませんし、昭和天皇の代を含め戦後59年、国民に対してはねぎらい、激励の言葉などのみに抑えられています。尊敬の念を抱かずにはおれません。

その天皇に対して、
「天皇が靖国に敗戦60年に参拝いただければ、天皇にしか果たせない国家に対する大きな責任を果たしていただくことになる」
(毎日新聞 2004.8.15 靖国参拝:「敗戦60年には天皇も参拝を」石原都知事)
と責任の遂行を求めるあなたは何様でしょうか?

追加関連記事

ぷち総研(priestkさん): 「西園寺公望の皇室観」
コメント
priestk の投稿: 2004年10月27日 1:20 AM
>yoshihirouedaさん
TBありがとうございました。トラバ返しさせていただきました。
今上で125代目にもなりますので、天皇制は半永久的に続くような錯覚に陥ります。しかし、天皇はおそらく、僕らが思っているよりも非常に不安定で、微妙な社会的バランスの上に成り立っている存在だと思います。外国を見れば、ちょっとしたことで王室バッシングが吹き荒れています。天皇が私的発言を慎み、宮内庁が厳格な報道規制を採用しているのも、基本的には皇室を維持しようとすればこそでしょう。天皇制廃止を主張する左派ならばともかく、保守政治家を辞任する某知事がこういう発言をしたことには、あきれるしかないですね。

yoshihiroueda の投稿: 2004年10月27日 11:52 PM
★priestkさん、
石原知事の言動は単純でよく分かりますよ。戦前から続く天皇を利用しようとするパターンそのものですから。むしろ気がつかないように利用する知恵がついたら怖いと思います。