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2009/08/17

公務員改革よりも

こんにちは。暑いですね。午前中庭仕事したら汗だくになりました。午後は風の通る部屋でパソコン見ています。

朝のテレビで各党の政策担当者がテレビに出ていたのですが、共通する政策として「公務員改革」があって、それに対して官僚からの反発が強く改革が進むのかという話が出ていました。

そうだよなー。特に民主党政権になったら、どうせすぐにひっくり返るのだからと、あからさまな抵抗はしないまでも、積極的な協力なんかしないような気がする。または、協力する振りをして実はやりたいことを政府にやらせる。細川首相が「福祉税」導入という名目で消費税増税を発表させられちゃったように (後で撤回になったけど)。

ここはむしろ、「すぐには改革はしません。2年間は現状の課題を明確化するために、情報公開を進めます」と言った方が良いと思う。

お金の使い道を、支払先の業者単位で明らかにする。
その予算執行ごとに責任者を明確にする。
また、天下りは禁止しないが、上級公務員の再就職先を所属官庁の部門単位と企業単位で公開する。
もちろん関連外郭団体も含む。

直接天下り先と支払先を対応づけることはしなくても、そのための情報は得られるだろう。後は2ちゃんねるなどの情報調査能力が期待できると思う。

改革はしないといっても、これも公務員改革に入るだろう。しかし、これだったら反発する理由はないだろ? 明らかにしたくない者がいたら、明らかにしない責任者を明らかにして、責任者ごとにその額を合計するのでも良い。

不適切な行動を禁止したりしなくても、それが見られていると知っているだけで人の行動は変わるよ。

追記: 同様の心配をしている人がいました。

生粋の気が向いたら書く日記 - 来週の選挙
当然国会運営は予算や法案を通す場でもあるわけですから、経験や専門性を積んでいる議員でなければ官僚機構の手玉に取られるのは容易に想像できますし、予算や法案に必要な情報の一部が上がってこない等の抵抗も厳しくなるかもしれません。